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スノボ用品の正しい収納・保管方法|劣化を防ぐのに最適な環境とは​

ウィンタースポーツの中でも、スノーボードは男女問わず高い人気を誇っています。スノーボードにハマって、自分用のスノボウェアやボードなど、様々なスノボグッズを揃えている方も少なくないでしょう。

一方で、スノボ用品の適切な収納・保管方法が悩みどころです。シーズンオフの期間が長いため、適切に保管せず劣悪な環境で長期間放置してしまうと、スノボ用品の劣化を早める原因になってしまいます。

この記事では、スノボ用品の正しい収納・保管方法や、劣化を防ぐうえでの最適な環境について解説していきます。

スノボ用品が劣化する原因

そもそも、どのような場合にスノボ用品が劣化してしまうのでしょうか。
まずは劣化する原因を知ることが大切です。代表的な原因が三点ありますので、それぞれの項目を解説していきます。

水分
一点目は、水分です。スノボを楽しんだあとのスノボ用品には、汗や雪といった水分が付着している状態です。然るべき手入れを行わず、こうした汗や雪による水分をそのままにしてしまうと、シミや変形の原因になります。

また、水分という点では、保管場所の湿度も重要です。湿気の多い場所で保管すると、カビが発生しやすくなり、スノボ用品を劣化させる原因となります。

紫外線
二点目は、紫外線です。特にスノーボードは紫外線に弱く、直射日光や室内の蛍光灯を浴びると、板の変形などの劣化を招きやすくなります。
そのため、ベランダや窓の近くといった日差しが強くなりやすい場所に置くことはおすすめしません。室内の蛍光灯にもなるべく当たらないようにする工夫が必要です。
板の変形はスノーボードの寿命を縮める大きな要因になるので、長期保管の際には紫外線に注意しましょう。

汚れ
三点目は、汚れです。遊んだあとのスノボ用品には雪が付着しますが、雪の中には、土やホコリなどの汚れが混じっています。

ただ乾かしたり布巾で拭いたりするだけでは、十分に汚れが取れない可能性が高いです。
汚れが取れていない状態での長期保管は、衛生面で問題があるだけでなく、スノーボードのプラスチック部分の劣化にもつながります。

汚れを取る際には、ワックスを使って適切な手入れを行い、スノボ用品を劣化から守りましょう。

スノボを正しく収納しないことによるデメリット

スノボ用品の中でも、収納するうえで特に悩ましいのがスノーボードです。板が大きいため、ある程度の保管スペースが必要なうえに、適切に収納しないと傷みやすくなってしまいます。スノーボードを正しく収納しないことで生じるデメリットをいくつか紹介するので、参考にしてください。

器具が錆びる
まず挙げられるのは、器具の劣化です。スノボは板だけではなく、ビンディングと呼ばれる靴や板を固定する器具があります。湿度の高い場所や、温度の変化が激しい場所で保管すると、このビンディングが錆びてしまいます。そうなると使い勝手が悪くなるだけでなく、場合によっては事故につながる可能性もあるでしょう。収納するにあたり、湿度や室温に配慮することが大切です。

板が変形する
前述のとおり、汚れや水分はスノボ用品の大敵です。スノーボードの汚れや水分を放置すると、板がダメージを負って形が変わってしまうおそれがあります。板の変形は見た目が悪くなってしまいますし、滑るときの危険性も増してしまいます。収納する前には、必ず汚れや水分を取り除くようにしましょう。

板が変色する
直射日光に当てたまま保管すると、日焼けなどの影響で板が変色してしまうおそれがあります。スノボはデザイン重視で購入される方もいるので、こうした変色は深刻なダメージといえるでしょう。お気に入りのスノーボードを長く楽しむためにも、適切な保管場所の確保が何より大切になります。

ワックスが溶ける
スノーボーダーにとって、ワックスがけは欠かせないメンテナンス作業です。ワックスをしっかりと染み込ませることで、ボードの滑走性が大幅に向上するうえ、傷つきにくくなるなどのメリットがあるからです。

ただし、ワックスは温度が高くなると溶けやすくなる性質があり、夏場の管理には特に注意する必要があります。通気性が良く、日が当たらない場所で保管するよう心がけましょう。

スノボ用品の正しい収納方法・収納に適した環境

それでは、どのようにスノボ用品を収納すれば劣化させずに管理することができるのでしょうか。適切な環境の特徴とあわせて紹介いたします。

温度が安定している
前述のとおり、スノボ用品は直射日光が当たる場所や、外気の影響を受ける場所は保管に適していません。変形や変色、錆びなどのリスクが大きくなるからです。なるべく温度の変化が少なく、高温にならない場所がいいでしょう。

湿度が低い
スノボ用品にとって、湿気は大敵です。湿度の高い環境では、ウェアなどのスノボ用品にカビが発生するおそれがあります。また、スノーボードは金属とプラスチックで構成されているため、錆びなどによる劣化が生じやすいです。保管するのなら湿度が低く、換気の行き届いた場所がおすすめです。

清潔である
ホコリがたくさんあるような不衛生な場所は、カビや雑菌の発生原因になります。したがって、スノボ用品を保管する場所は清潔な環境であることも必須です。保管前にスノボ用品を掃除して綺麗にするのはもちろん、定期的に掃除して清潔さを保つようにしましょう。

板を立てておける
板を横向きに寝かせた状態で重みがかかると、傷つきや変形の原因となってしまいます。傷みにくくするには、板を立てて重心のバランスを取るのが大切です。立てた状態で保管する際に、保管ラックなどを活用して板の転倒を防止する措置を講じるとさらにいいでしょう。

スペースに余裕がある
スノボ用品の錆びを防ぐには、ほどよく空気を取り込める場所での保管が望ましいです。スペースに余裕がないと空気が入り込めず、カビや雑菌が発生しやすくなります。そのため、ある程度余裕がある広い場所で保管するのがおすすめです。スノボ用品よりも一回りほど大きなスペースがあれば、空気が行き届きやすくなるでしょう。

雨風や日光が当たらない
屋内で保管場所を確保するのが難しいとしても、雨風や日光に当たる場所での保管はおすすめできません。たとえば、ベランダは気温の影響を受けやすく、直射日光も当たります。また、雨風にさらされると、スノボ用品の劣化を早めてしまいます。

屋内であれば、そうした外的要因から用品を守ることができます。たとえ手狭になってしまうとしても、収納を工夫してできる限り屋内での保管を心がけましょう。

スノボ用品の収納ならキュラーズのトランクルーム

スノボ用品は正しい収納方法と適切な環境に基づいて保管するのがベストですが、自宅ではすべての条件を揃えるのが難しいケースもあると思います。

そこで、スノボ用品の保管に適したトランクルームを活用するのがおすすめです。キュラーズのトランクルームは温湿度管理が徹底されているので、湿気を気にするひな人形などデリケートなモノも保管可能です。
ただし、スノボ用品を収納する際は、事前にきちんと掃除して乾燥させてから保管するようにしましょう。スノボ用品自体に汚れや水分が付着していると、適切な環境下でもカビが発生してしまう可能性があるからです。

また、荷物の大きさによって適切な広さのトランクルームを選べる点も強みです。キュラーズのホームページには、サイズ選びの目安と収納可能な荷物量が掲載されているため、事前におおよその広さを把握することができます。

まとめ

スノボ用品は、シーズンオフの収納方法が重要です。まずは劣化の原因に着目して、長期保管する前に水分や汚れを落とすといった対処をするだけでも、対策を講じずに保管する場合と比較して劣化を大幅に抑えられます。

また、保管場所を決める際のポイントは、今回の記事で紹介したとおりです。スノボ用品を長持ちさせるためにぜひ参考にしてみてください。

もしご自宅に条件の合う保管スペースを捻出できない場合は、キュラーズのトランクルームがおすすめです。キュラーズでは温度だけでなく湿度の管理も行っており、スノボ用品の保管に最適な環境が整っています。

また、トランクルーム利用時にはオプションで利用できる便利な宅配サポートもあり、スマホ一つで簡単にスノボ用品の出し入れが可能です。申込みはWebで行うことができるため、手続きの手間もかかりません。

スノボ用品の保管方法に悩んだ際には、ぜひトランクルームの活用も検討してみてください。

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