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なかなか本棚整理が出来ずに悩んでいるあなた、最も大きい悩みはなんですか?最近、お部屋の収納術や整理術の本はたくさん出版されていますが、本棚に関するものは少ないようです。そこでよくある本棚整理の悩みベスト3と簡単な対策法をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
1.自分が買った本を本棚から探せない
以前買ったはずなのにいくら探しても見つからなくて困ったこと、ありますよね。こんな悩みがある方は、本棚をある一定のルールで分類して並べ替えてみましょう。 様々な分類方法がある中で最も簡単でお勧めなのは、小説・自己啓発・料理など、ジャンル別で分類することです。出版社や著者でわける方法もありますが、分類が多くなりすぎてかえって探しづらくなってしまいますので、初めはジャンル別に分類することをお勧めします。 殆どのケースでは、何十にもジャンル分けされることはありません。興味があること、学びたいことは意外と限られています。多くの本があっても、そこには自分が大まかに分類したジャンルに入るものです。 なお、本棚を必ずしも一箇所に置けない場合でも、リビングには料理本を、寝室には小説を、というようにジャンル別に分けると本棚が複数個所にあっても探しやすくなります。
見出しを付ける場合は、DVDケースを利用すると、ジャンルごとの冊数の変化に合わせて移動することができて便利です。
2.本を捨てることができない
これは、最も多い悩みです。既に読んだ本も、いつか読み返すかもしれないと思って捨てずにとって置くことは多いと思います。そんな「いつか」は永遠に来ないので、諦めて思い切って捨てましょうと言われても、それができたら悩まないのにと思う人も多いのでは? どうしても自分で主観的に捨てる判断ができない時は、客観的なご自身の変化を元に判断することをお勧めします。たとえば、転職や異動、あるいは結婚や出産など生活環境が大きく変わる時です。自分の生活のステージが変わると前のステージの本は役目を終えていることが多いので、あまり悩まなくても捨てることができます。 また、「2013年度版」などのように年度が表示されているものは迷わず処分します。よくあるのは資格関連の本です。今年勉強するなら去年までの本は処分して今年度の本を活用しましょう。 過去の本をずっと本棚にとどめておけば、あなたが今読みたい本を迎え入れることができなくなってしまいます。ぜひ定期的にチェックして、役目を終えた本を送りだし、新しい本を迎え入れ、本棚の風通しをよくしましょう。
3.本棚が足りない 本棚が足りない場合は、本の収納法を少し考えてみると解決できるものもあります。本の高さに合わせて棚段を増やすと収納量がアップします。棚の奥行に合わせて前後に本を収納する方法もあります。但し、あまり詰め込みすぎると見た目にもよくないですし、探しやすい、取り出しやすい本棚とは逆の方向に行ってしまいますので注意が必要です。 また、コレクションや思い出として本を保管している人もいると思います。棚段を増やし、新たに本棚を追加しても限界がありますので、そのような時はトランクルームを検討してはいかがでしょうか?屋内ビル型・屋外コンテナ型、管理人の有無、営業時間や空調完備の違いなど、ひとくちにトランクルームと言っても様々なタイプがあります。収納する物の特質にあわせたトランクルームを探してみましょう。大切な本の保管のためにはトランクルームの中でもキュラーズは適していると思います。屋内ビル内で温度や湿度も含めた空調管理を行なってくれますので、湿気を嫌がる本にとってはとてもいい環境ではないでしょうか?本は意外とカビがつきやすく、一度ついてしまったカビ臭はなかなかとれませんので、その前にしっかり対策をとりましょう。 いかがでしたでしょうか?一般的に、本棚は収納する種類が限られているので、様々な種類の物を収納する必要がある場所よりも比較的容易に整理・収納ができます。本の整理ができると、部屋がスッキリするだけでなく、頭も心も整理ができます。 もうすぐやってくる新しい季節に合わせて、本棚も新しい本を迎える準備をしましょう。
文:本棚すっきり研究所/島田博之
【島田博之 プロフィール】
ヤフー、アマゾンジャパンを経て古本のネットショップを開業。現在は本棚整理と本処分の出張サービス、本棚すっきり研究所を夫婦で開始。男性と女性の両方の視点から本棚整理収納のアドバイスを行う。お客様から「本棚を整理したら気持ちも整理された」と好評を得る。目指しているのは、毎日使える「生きた本棚」を作ること。 URL:http://www.hondana-sukkiri.com/
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