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整理収納アドバイザー/お部屋と心のカウンセラー 中山真由美(なかやままゆみ)
日本テレビの「深イイ話」やNHK「あさイチ」にも出演した、今注目の整理収納アドバイザー。その他テレビ・雑誌にも多数取り上げられ、収納セミナーの講師やマンションの間取り提案・監修までもを行う収納のプロ。整理収納のプロ 中山真由美の片付け・整理・収納特集
寒くなると首まわりが冷えるので、マフラーやストールなど巻きものを身に着けることが多くなります。服に合わせて色やデザイン、素材の違う巻き物をいくつも持っていらっしゃる方も多いのでは。冬のおしゃれには欠かせないこの巻き物、同じく冬小物の帽子や手袋と比べると、かなり長さがあります。 たたんで引き出しの中に入れておくと折りジワがついてしまうし、巻いても素材によっては自立しなかったり…。使いたいときにアイロンなしですぐ使える状態にしておくのがなかなか難しいアイテムです。
そんな長いものを収納するときにおすすめしたいのが「掛ける収納」です。掛けておけばシワもつかず、クローゼットの中ですぐに見つけることができます。普通のハンガーでもよいのですが、より掛けやすいのはこんな技ありハンガーです。 【変形S字ハンガー】 バーをかける部分より、下の衣類をかける部分が広くなっているS字ハンガーです。ボリュームのあるファーストールなどもふんわり形を保ったまま収納できます。厚みのあるマフラーなども掛けやすいです。
【スラックスハンガー】 パンツをきれいに掛けるためのスラックスハンガーは、実はマフラーを掛けるのにも最適。写真のようにちょうどぴったり納まります。こうしておけばシワにもならず、また厚みもないので、クローゼットの中でも場所を取りません。すでにお家にこのスラックスハンガーがある方は、ぜひお試しを。
厚みはあまりないとはいえ、一つのハンガーをひとつのマフラーやストールに使うのは大変、という方には「一緒に掛ける」のがおすすめです。色やデザインがあるので、一緒に使うマフラーとアウターはたいてい決まっていますよね。そのふたつをひとつのハンガーに掛けてしまうのです。こうしておけばハンガーは一つで済みますし、お出かけするときも身支度の時間が短縮できます。しかも出番が多いアウター&ストールならクローゼットの中にはしまわず、クローゼットや部屋の扉の内側にフックをかけて、そこにスタンバイさせておいてもいいのです。ドアに取り付けられるフックは、100円ショップなどで購入できます。 とても便利な収納方法なのですが、どのアウターにもオールマイティに使えるマフラーを愛用している…という場合は、逆に外す探す手間がかかってしまうので、個別に掛ける収納がおすすめです。
シフォン素材のスカーフなどは、クローゼットに掛けておいても、服に挟まれてシワになってしまうことも。そういう素材のものは、お店のディスプレイに使われている「ブティック結び」で保管しましょう。こうしてカゴなどに入れておけば場所も取らず、シワにもならず、使いたいものが一目で見つけることができます。
【1】ちょうど半分になる位置で手に持ちます。
【2】両端をもってふんわりとねじっていきます。
【3】ねじった端を持って、手首に掛けた「輪」の部分に通します。
【4】出来上がりです。
お子さんは帽子や手袋、マフラーなどを、ついついリビングなどに置きっ放しにしがち。それを防止するには、お部屋に一時置きボックスを作るのが有効です。フタがないオープンなものなら帰宅してここに入れるだけなので、お片づけの習慣が自然につきます。
シーズンオフの衣類は、いつも使う引き出しではなく、枕棚など普段は使わない場所にしまいます。フタ付きのボックスにまとめて収納しましょう。 長さがある分、シワやヨレがあると意外に目立つのがマフラーやストールです。収納方法を工夫すれば、さっと取り出し&しまうことができます。使いたいときに、なぜかいつもくしゃくしゃになっている…という方は、お気に入りのアイテムのしまい方を見直してみてはいかがでしょう。
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