収納情報

ロフト・小屋裏・納戸の使い方


リビングが片づかない理由はロフト・小屋裏・納戸収納が原因?

家族が集まるリビングがいつも片付かない…という時、大抵の方はリビングの中の収納を確認します。
でもリビングをよく見まわしみてください。来年の春まで出番のない扇風機が、部屋の隅に置きっぱなしだったりしていませんか? リビングの中の収納には限界があります。使用頻度が低いものは納戸やロフトなどの小屋裏にきちんとしまえば、すっきりするはずなのです。でもその小屋裏にモノがぎっしり詰まっていたら、必要なものが収納できません。リビングがごちゃごちゃしてしまう原因は、実は納戸や小屋裏収納など、大きなスペースの収納をうまく使いこなせていないことが、原因なのかもしれません。

小屋裏収納とは、屋根裏にある物置の事。マンションなどでは大きめの納戸やロフトもこの仲間に入れてよいでしょう。モノの出し入れがちょっと面倒な小屋裏に収納したほうがよいものとは、季節家電、絵や工作などお子様の作品、クリスマスやハロウインなどのイベントグッズ、かさばるスポーツグッズなどです。

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小屋裏収納を片づけるときは準備が大切!

とりあえず突っ込んでしまうことが多い小屋裏収納には、どのお宅でも「大物」がたくさん入っています。重いモノ、かさばるモノは処分する時にも段取りが必要です。以下のような手順で進めましょう。

  • 自治体のモノの分別法を確認。曜日が決まっているなら、その曜日の前日にお片付けをすれば、すぐ捨てることができます。
  • 粗大ごみの出し方も確認しましょう。一番早い粗大ごみの日や、申請方法、粗大ごみシールの値段など、あらかじめ確認しておくと、作業がスムーズに。
  • 不要品回収業者のセレクトも大切です。家の近くで評判が良いところ、大きなものでも引き取ってくれる業者をチェック。
  • 片づけグッズの準備は、きちんとしておけばしておくほど作業がスピーディに進みます。出たゴミを入れるゴミ袋、ホコリや汚れを拭く雑巾、不要なモノをまとめる紐、掃除機、収納したものを書き込むペンやラベルシールも必須です。
  • そして一番大事なのは、小屋裏から下ろしたモノを置く場所の確保です。これを作っておかないと、出したものをあちこちに置くことになり、なかなか片付きません。

小屋裏整理の手順

準備が出来たら、入口のそばのものから、順番にすべて出します。この時に気を付けていただきたいのは「必ず二人で行う」ということ。下から上に運ぶときは一人でも大丈夫なのですが、下ろす時は一人だと重労働ですし、危険です。必ず二人で!

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すべて下したら、それらを使う、使わない、思い出の品に分けます。見ると「いつか使うかも」「何かに使えるかも」と惜しくなりますが、思い切って処分してみては? 迷ったら、小屋裏に何年入れっぱなしにしていたかを考えてみましょう。
ちなみに、小屋裏に一番多く眠っているものは「空の」ダンボールです。プリンター、キッチン家電、オーディオ製品など、品物を出した後のダンボールはなぜか小屋裏にしまいこんでしまう人が多いのです。でも空のダンボールは使いません。思い切って処分を。今までお邪魔したお宅のほとんどは、ほぼ8割が要らないもので、処分されました。

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家族のものは勝手に捨てない

ここで大切なのが、家族のものを勝手に処分しない、ということです。自分の目で確認すれば、捨てることに納得できたものでも、「捨てておいたよ」と言われると、捨てたくなかった!という気持ちになるのです。 ですから息子用、夫用など、それぞれのものを大きなバッグなどに入れて一時キープ。ご本人に選別してもらいましょう。 また使わないけれど捨てられないものは、一時保管ボックスとしてまとめて保管を。またしまいっぱなしにならないよう、入れた箱には内容と次に見直す日にちを明記しておきます。1年後に設定する方が多いです。

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収納し直す時のポイント

収納し直す前に、まずは空になった小屋裏をよく見ておきましょう。これだけの空間にいらないものを詰め込んでいたという自省だけでなく、きちんと採寸をして、収納家具を入れるためです。
小屋裏は生活空間ではないので、ついついモノをダンボールのまま直置きで入れがちです。が、中身が把握できず、存在自体を忘れてしまいやすいのです。サイズが合ったラックを入れ、そこに半透明のボックスに入れて収納しましょう。外側にもラベルを付け、ひとめで中身がわかるようにしておきます。
また、残すと決めたものは使用頻度別にグループ分けします。使う頻度によって小屋裏内でしまう場所を変えるためです。

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例としては、息子夫婦が年に数回借りにくるクーラーバッグなどは頻度1、クリスマスなどのイベントグッズは頻度2、扇風機などの季節家電は頻度3、ご自分の思い出のひな人形は頻度4というように分けます。よく使う頻度1のものを、取り出しやすいよう小屋裏の入口近くに収納します。
すべてを設置したら、小屋裏のどこに何を置いたかを書いた、収納地図を作り、入口近くに貼っておきます。これで小屋裏のどこに何が収納してあるか、すぐにわかるようになります。

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小屋裏収納に入りきらない場合は外部に保管

整理はしたけど、小屋裏にはやはり入りきらない、必要なモノが収納しきれない…という場合は、トランクルームなどの外部の保管を考えましょう。お人形や着物などは空調が効いたトランクルームの方が状態良く保管できますし、かさばるモノなどは外部に保管することで家の収納空間が大きく空きます。
トランクルームの場合も収納地図を作成し、中に何を入れたか忘れないようにしましょう。

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小屋裏が片づけば生活空間が片づく

ふだん目につかない場所にある小屋裏収納。ここにある不要なものを整理することで、リビングや子供部屋に出しっぱなしにしていたものを収納することができます。出しやすく、しまいやすく収納しておけば、出し入れも億劫になりません。
気候も涼しくなり、小屋裏の大整理をするのにちょうどよい季節になりました。ハロウインやクリスマスに備えて、小屋裏の整理を始めてみませんか?

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