しまい方がわからない…コレクターグッズの整理収納

一番気に入っているアイテムは、いつも見て楽しめる収納にしみましょう。我が家では、夫が趣味でギターをコレクションしています。寝室の一角にまとめていましたが、量が増えてきたのでお気に入りの一軍を選んでもらいました。
ギターは大きいので、ラダーラックを利用した立てかける収納にしました。すぐに取り出して弾くこともできるし、どのギターもよく見えます。二軍のギターはクローゼットの中に収納し、ときどき入れ替えて楽しんでいるようです。

ウォールポケットやケースを買う時は、まずは採寸をきっちりしましょう。飾るものの縦横のサイズはもちろん、厚みなどもきちんと測り、部屋のどこにいくつ飾るのか、そのためにはケースがいくつ必要なのかを明確にしてから購入することが大切です。

お片付けコンシェルジュＳさんのご主人の趣味はカメラです。コレクター歴も長く、かなりの数があるので、二軍はモデルごとに仕分けた納戸でのボックス収納にしようと提案したところ、ご主人がしっかり仕分けをして、こんなにすっきりした状態の収納に変わりました！
フィルムやレンズキャップもプラカゴを使ってきっちり仕分けしたので、使いたいものがすぐ取り出せるようにもなったそうです。

長い間保管する三軍は、良い状態をキープすることが大切です。通気性のいいボックスに入れ、直射日光が当たらない部屋に収納しましょう。
その際、カメラなどの精密機器やギターなどの楽器、絵などの美術品を、温度や湿度が一定でない場所で保管すると、故障したり品質が劣化してしまうことがあります。
そういう部屋や収納場所が家にない場合は、温度が一定で湿度管理もきちんとしているトランクルームを選んでそこに収納するほうが安心です。ただし預けっぱなしにしてしまうと何がどのくらいあるのか忘れてしまうので、ラベルをつけ、再確認する期日を決めましょう。毎年●月●日、と決めておくと忘れにくくなります。

薄い紙類などの収納に困っている方も多いかもしれませんね。お片づけコンシェルジュのＴさんが実際にやっている収納方法をご紹介します。
美術鑑賞が大好きなＴさんは、訪れた展覧会のチケットとフライヤーをコレクションしています。きれいな状態で保管するために、厚めのしっかりしたクリアファイルを利用。

いつ頃どんな展示を観たのかわかるよう、あえて一軍、二軍と仕分けはせずに時系列順に収納しているそうです。
紙のモノは折れやすく、またどこかに紛れてしまいやすいので、ファイリングはとてもおすすめです。