収納情報

なかなか捨てられない紙の整理方法


生活スペースを圧迫する紙モノはスキャンして保存がおすすめ!

内容は保存しておきたいけれど、とにかくかさばる!というのが紙ものです。学校のプリントや家電のマニュアル、年賀状、レシート、お子さんの作文など、大きさも種類もバラバラな紙ものが家庭内にはあふれていませんか。この頃は、お片付けでも「こういうものをなんとか整理したい」というご依頼が増えています。
そんな時に私がおすすめしているのが、「必要なモノだけスキャンして保管する」という方法です。
最近のスキャナーは、とてもコンパクトで、色々なモノを高速でスキャンしてくれるのでとても楽なんです。アイテムごとにどんなスキャナーを使えばよいか、具体例をご紹介します。

キュラーズ トランクルーム


昔の写真をスキャンするなら、アルバムスキャナがおすすめです

一番処分に悩み、しかも場所を取るのはアルバムではないでしょうか。ここ最近の写真はスマホやデジカメで撮影し、PCやクラウド上に保存している方も多いのですが、それと同時にお子さんが小さい頃の写真や、ご自分が小さい頃の写真はまだまだアルバムにある、という方も多いようです。
そんな方におすすめしているのが「Omoidori(オモイドリ)」というアルバムスキャナーです。これはアルバムに貼られた写真をスキャンすることに特化しているので、アルバムの上に置いて撮るだけで、テカりや歪みを修正してiPhoneにデータ保存できるというスグレモノなんです。

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アプリを使えば、写真の日付を認識して時系列に並べてくれるし、サイズも2Lまでスキャンすることができてとても便利。
気に入った写真だけをまとめて新たなフォトブックを作ったり、SNSやクラウドサービスで離れた場所にいる人と取りこんだ写真を共有することもできるんです。
とっても便利で使いやすいスキャナーなのですが、唯一残念なのが、iPhoneのみ使用可能だというところ。お客様には、スマホは何を使っているかお聞きしてから紹介するようにしています。

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年賀状、レシート、新聞の切り抜きなどは分野ごとに保存してくれるスキャンを使う

家計簿をつけるためにとっておいたレシート、気に入ったレシピが載っている雑誌や新聞の切り抜きなど は保存に困りますよね。それぞれ保存する目的が違うので、一か所にまとめるわけにもいきません。そういうもののスキャンにおすすめしているのが「ScanSnap(スキャンスナップ)シリーズのiX100」です。これはラップフィルムくらいの大きさで、重さも400gしかないのでお家にあっても邪魔になりません。
しかもバッテリーが内蔵されているので、充電をすればコードレスで使えるのがとても便利!Wi-Fi環境であれば、PCにもスマホにも読み取ったものを自動で送ることができます。

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特に私が便利だなと思っているのが、EvernoteやDropboxなどのクラウドサービスと簡単に連携できるところ。スキャンした写真の整理や送信がとても簡単なところです。レシート、年賀状、切り抜きレシピなど利用しているクラウドサービスごとに自動で振り分けて保存してくれるんです。またA4サイズまでスキャンできるので、お子さからのお手紙や小さい頃の字が可愛い作文なども、そのまま保管することができます。

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この二つのスキャナー、「Omoidori」は実勢価格12,000円前後、「ScanSnap iX100」は実勢価格20,000円前後です。 写真が多い方はOmoidori、書類が多い方はScanSnapをおすすめします。
ちなみにどちらもインブルームから購入も可能です(フリーダイヤル 0120-954-150


スキャンはしたけど捨てる勇気が出ない…そんな時はトランクルームを利用

最新のスキャンを使ってよい状態で保存することができ、もう紙ものは全部処分してもいい!となっていても、実際にはなかなか捨てられない、というものもあります。
特に写真を貼ったアルバムは、いくらクラウド上でいつでも見られるとわかっていても即処分する勇気が出ないものです。そういう時は、家の中にそのまま置きっぱなしにするとスキャンした意味がないので、期限を決めて、きちんと湿度管理がされているトランクルームに保管しましょう。たとえば1年後には見直すと決めて、その間はスキャンしたものをどれくらい見直すか、実物でなければだめだと思うモノはあったか、などをチェックしてください。
アルバムどころか、スマホの中の写真でさえあまり見返さなかったというのであればアルバムを処分できますし、やっぱりこの写真はアルバムで見たい!と思ったなら、それは保管し続ければよいという判断ができます。

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紙でできているものは、そのままの形で保管しなければならない…というような先入観を持ちがちですが、決してそんなことはないのです。むしろいつでもどこでも確認できるよう、スキャンしてデータ化しておいたほうが、すぐに検索もでき、活用できるのです。

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