「マンションのトランクルームとは?何を入れたらいいの?」という疑問をお持ちの方に向けて、活用方法や保管に向いた荷物について紹介します。
マンションのトランクルームは、部屋とは別にある保管スペースのことです。適切に利用すれば、保管場所の使い分けができて家のなかをすっきり綺麗な状態に保てるでしょう。
本記事を参考に、マンションのトランクルームを上手に活用してみてください。
マンションのトランクルームとは、共用部や玄関横にある収納のことです。すぐに使わないものを収納できるので、物を分けて保管すれば家の中がすっきりするでしょう。
外部のトランクルームサービスと比べると、マンションのトランクルームならいつでもすぐに出し入れできる点がメリットです。
ただし、トランクルームはどのマンションにもあるわけではありません。基本的には、物件探しの段階でトランクルームの有無がわかるはずです。
マンションのトランクルームには玄関横にあるもの、共用部にあるもの、外部サービスと連携しているものの3種類があります。それぞれの特徴について詳しく解説します。
玄関横のトランクルーム
玄関横のトランクルームは、名前の通り住戸の横にあることが多いです。扉の横やメーターボックスと併設されていて、住戸と並ぶ形でスペースが作られています。
共用部のトランクルーム
共用部に複数住戸のトランクルームが並列しているケースもあります。例えば1階の101から105までのトランクルームが1か所にまとまっている、というイメージです。
それぞれ鍵を使って開閉するので、他の住戸とのスペースは区切られており、きちんと施錠すればセキュリティに関するトラブルが起こる可能性は低いでしょう。
マンション独自のトランクルームではなく、外部のサービスと連携しているケースもあります。この場合はサービス提供元のルールに従い、利用や荷物の出し入れをすることが多いです。外部サービスを利用するので、その分セキュリティ体制や環境が整っているといったメリットもあるでしょう。
マンションのトランクルームには衣類、アウトドア用品、家の中に持ち込みたくないもの、シーズンのイベント道具などを入れるのがおすすめです。
カビや湿気対策をする
マンションでは、通気口がないトランクルームがあります。その場合は屋外のトランクルームと同じ環境になり、季節や位置によっては湿度、温度環境が著しく変わるかもしれません。
例えば湿度が高い時期に、冬用のコートをトランクルームに入れておくとカビが発生する可能性もあります。このような事態を避けるために、カビや湿気対策をしっかり行いましょう。もし不安がある場合は、除湿剤を置いたり、定期的に開閉して換気したりすることが大切です。
セキュリティに気を付ける
マンションのトランクルームは、必ずしもセキュリティが万全とは限りません。特に共用部にあるのなら、きちんと毎回施錠するように心がけることが大切です。
収納物の管理は、基本的にそれぞれの住民に任されることが多いです。トラブルがあったときは当事者が解決する必要があります。したがって、「マンションの中だから安全」とは思わずに収納物の管理方法に注意して、なくなったら困る貴重品は入れないようにしましょう。
専有部扱いにならないケースもある
マンションのトランクルームは、専有部扱いにならないケースもあります。共用部扱いの場合、釘を打ったり壁紙を貼ったりできないので気をつけましょう。
特に衣服などを保管するときは、壁にかけておきたいと思うこともあるかもしれません。その場合は、ポールなどを活用してトランクルーム内に傷をつけないよう工夫してみてください。
利用料がかかる場合がある
マンションでトランクルームを使うときは、利用料がかかる場合もあります。家賃とは別に月額料金を支払うことになる可能性もあるので、あらかじめ不動産会社や管理会社に聞いてみるのをおすすめします。
マンションのトランクルームは、収納をすっきりさせて、使用頻度が低いものを保管するのにぴったりです。今回紹介した衣服やオフシーズンの道具、外で使うものなど、入れるものを工夫しながら活用しましょう。
マンションにトランクルームがない場合は、外部サービスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。トランクルームサービスなら、手軽に荷物を出し入れできて、セキュリティ体制も整っています。
気になっている方は、キュラーズのトップページをチェックしてみてください。